2007年06月21日
ご飯1杯に含まれる栄養素
ご飯には、糖質の他にも様々な栄養素が含まれています。
しかも脂質はパンよりも少なく、食事の栄養バランスも取りやすい優れた食品なのです。
【ご飯は重要なエネルギー源】
ご飯の主成分「炭水化物」に含まれる「糖質」は、パンや麺類よりも低カロリーのうえ「脂質」などよりも早く体内でエネルギーに変わります。
また意外にも、ご飯1杯には牛乳コップ半分もの「タンパク質」が含まれています。「タンパク質」は血液や筋肉、細胞などの身体の基本を作る重要な栄養素。とくに成長期の子供には必要とされているので、おかずとともにご飯もしっかり食べることが大切です。
その他にも動脈硬化を防ぐとされている「マグネシウム」や「亜鉛」といったミネラル。老化防止の「ビタミンE」など、様々な栄養素が含まれています。
【ご飯は優等生】
ご飯自体、優れた栄養素が含まれていることは上記の通りですが、ご飯の優秀なところは、自分に足りない「リジン」を味噌汁に含まれる大豆の「タンパク質」で補うといったように、他の食品と組み合わせて栄養のバランスを自由自在に摂ることができる、と言う点にあるといえます。とくに健康に良いとされる食品とご飯は相性が良いようです。
たとえば、魚や肉、卵などの「動物性タンパク質」はもちろん、豆腐や納豆などの「植物性タンパク質」、「ビタミンA」を含む緑黄色野菜、小魚や海草に含まれる「カルシウム」もご飯にはピッタリです。ご飯を主食にした食事は、まさに“理想的食生活”だと言えるでしょう。
「日本人に生まれて良かった」と思えるのではないでしょうか。ご飯食の歴史を作り出してくれた御先祖様に感謝です。
Posted by はっちゃん at 17:22│Comments(0)
│お米について。